追悼コンサート
2014年 08月 14日
|
▼
昨年の8月11日に急逝した親友の中村翔子ちゃんを偲ぶための追悼コンサート、昨日無事に終了しました。

大きなお花もたくさん届き、ロビーが華やかに。

クラスメイトで、現在宝塚で活躍中の友達からも。残念ながら参加できなかったメンバーたちも、いろんな形で協力してくれました。

翔子は生前、越前中学校で教師をしていたのですが、先生方がパネルを作って持って来てくださいました。

そしてソプラノ歌手の北野美穂子ちゃんと、オペラ「マルタ」より『夏の名残のバラ』を、

そしてフルート奏者の高木美緒ちゃんに加わってもらい、サン=サーンス作曲の『見えない笛』を演奏しました。
一部では音楽科の同級生や先輩後輩が、ピアノ独奏やソプラノ独唱、フルート二重奏などを披露し、
あれから一年も経ったなんて。まったく実感が湧かないまま、一周忌の11日は友人たちとお墓参りに行き、コンサートのリハーサルや段取りの打ち合わせをしたりと、バタバタで当日を迎えました。
一年前ホールを予約してから、私は実行委員として細かいところまで運営に携わらせて頂きました。
当日は出演メンバーだったので、クラスメイトがスタッフをしてくれたのですが、
ステージマネージャーも受付も、会場案内も影アナウンスもビデオ撮影も、全員がテキパキと動いてくれたおかげで、ほぼすべてオンタイム!とてもスムーズに一日を終えることができました。仲間たちに感謝です。
前日に福井新聞の2面で大きく取り上げて頂いたこともあり、200名を超えるお客様にご来場いただきました。



さらに、出演者とスタッフをしてくれたクラスの皆で書いたメッセージを飾り付け。
私はソプラノ歌手(そして今回の実行委員長!)の、増田朱紀ちゃんと、フルート奏者の山本晴香ちゃんと一緒に、オペラ「ルサルカ」より『月に寄せる歌』を。


一部では音楽科の同級生や先輩後輩が、ピアノ独奏やソプラノ独唱、フルート二重奏などを披露し、
二部のオープニングでは越前中学校の吹奏楽部の皆さんにゲスト出演して頂きました。
皆翔子のことが大好きだったんだなと伝わってくる、とてもいい演奏でした。
後半はピアノの弾き語りと共にスライドショーを上映したのですが、終始すすり泣く声が会場中に響いていました。
一番後ろの席で見ていた私たち出演者も涙が止まらず、、
会場中の方と思い出や悲しみを共有することができ、とても大切な時間となりました。
その後担任だった小牧伸輔先生が歌を披露し、最後に出演者とスタッフ全員で「花は咲く」を合唱しました。
本当に本当に良いコンサートになったと思います。一年前から一緒に企画してきた小牧先生と朱紀、スタッフのみんな、
そして何より、協賛してくださった多くの方々のおかげです。
コンサートの後、翔子のご両親と一緒にお食事させて頂きましたが、たくさんの方々の思いに感動しておられました。また節目の年に何か企画できればいいなと思います。
全員ではありませんが、大好きな仲間たちと。
こんなに大きく取り上げてもらえるとは誰も思っていなかったので、本当に嬉しいです!
でもこんなに大イベントになったのも、翔子が誠実に生きてきたからで、私たちが再び集結して一致団結できたのも、翔子のおかげです。
このようなコンサートを毎年開くのは難しいかもしれないけれど、またみんなで集まって翔子の話をたくさんして、いつも一緒にいてくれると信じようと思います。
本当にありがとうございました。
■
[PR]
by m_harpe
| 2014-08-14 14:30
| コンサートの記録
|
Comments(0)
▲